最近、クルマネタ多いなぁ・・・、と感じておられる方、・・・そのとおり!
ネタに行き詰っているわけではないのですが、今はクルマの旬という事で、お許しください。
で、表題の件、今年も世界最大の草レースと異名を持つ、ルマン24時間耐久レースが6月11~12日に開催されます。
ここ何年かは、アウディVSプジョーのディーゼルエンジン同士の一騎打ちが主役となっていますが、それは90年近い歴史の中でほんの一部の出来事、ルマンと言えばやはりポルシェ、ジャグヮ、ベントレー、そしてフェラーリといった所がイメージされるでしょうか。
しかし、長い歴史の中で、たった一度だけ、日本車が優勝した事があるんですよ。
その名は マツダ787B
当時はレナウンがメインスポンサーで、当時大流行りしたチャージのセーターの色そっくりに塗られていました。
それがカッコよかった事!
1991年、レギュレーションの関係でロータリーエンジンで参加できる最後の年、先頭を走る銀のメルセデスベンツが残り3時間を切ったところでリタイヤ、2位を走っていたマツダ787Bが、先頭に立ちました。
ちょうどその頃、テレビ放送が復活し(当時は地上波でスタートと、夜中の数時間、ゴール前の数時間のみ放送してました。)、最初のアナウンサーの言葉が、「大変な事が起こっております!」のようなニュアンスの言葉だったように思います。
当時のエピソードとして面白かったのが、チームの誰も優勝なんて思ってなかったのでしょうね、表彰台で開けるはずのシャンパンが用意されてなかったらしく、急遽、買いに行ったか、他チームに貰ったかしたと記憶してます。
とてものどかないい話あります。
ゆうさんの次期愛車候補にマツダRX-8が含まれてましたが、もちろん、日本人たるものルマン優勝者と同じエンジンを積んだモデルに乗ってみたかったというのもあるのです。
残念ながら、ここ最近は地上波はおろか、衛星放送でも見ることができませんが、夜中だけでもいいから、放送してもらえませんかね。