メリークリスマス!
皆さんの所にはもうサンタさんは来てくれましたか?
毎年、期待通りのプレゼントを枕もとにそっと置いてくれる素敵なサンタさんですが、みんなが大人になるにつれ、本当にいるの?
疑われる事もしばしば、今日は最近ゆうさんが見つけたとっておきのクリスマスのお話を紹介します。
昔々あるところに10歳の少年がいました。
少年はとても裕福な家に生まれ、何不自由無く暮らしていて、クリスマスには沢山のプレゼントが届きました。
でも彼はクリスマスが嫌いでした。
彼は知っていました、暖かい家の窓から外をのぞくと街には寒さの中で震えている子どもが沢山いる事を。
『どうしてサンタさんはあの子達の所へは行ってあげないんだろう? やっぱりサンタなんてウソなんだ』
そうして、少年はプレゼントを開けるのをやめてしまいました。
ところがある日、少年の目の前に本物のサンタさんが現れました。
そして彼に言いました。
『クリスマスプレゼントを開けなかった子どもというのは君だね?
気に入った物が無かったのかい?』
黙ったままの少年に
『君の望みを言ってごらん、プレゼントの代わりに何か一つ願いをかなえてあげよう。』
少年はしばらく考えて、
『ぼく、サンタになりたい!』
少年は本当にサンタクロースになったのです、そして、街中の子ども全員にプレゼントを配って歩いたのです。
みんなが、プレゼントをもらって幸せな一日を過ごすこと、それこそが彼の望みだったのです。
どうです?
ゆうさんはこう思います、サンタはいます! みんなの心の中に・・・
誰かを想う心、子どもたちの幸せを願う気持ちがサンタさんの本当のプレゼントなんじゃないかな、と。
そうして、世界中の人がみんなを思いやる気持ちを持てた時、戦争なんか無い、平和な世界、もしかするとそれが究極のプレゼントなのかもしれません。