それは6月3日(木)夕方6時半、ある男の悲鳴と共に始まった。
そのある男はゆうさんの愛すべき上司、彼は翌日、淡路で絶対に失敗の出来ない現場を予定していて、その時間に最終のチェックをしていた。
しかし、手配する材料を間違っていた事に気が付いてしまった。
彼は四方八方手を尽くし、その材料を広島に見つけた。
支店内でどうやって手に入れるかの作戦が練られたが、程なく、自分達で取りに行く事が決定した。
選抜メンバーは3人、当然のごとくゆうさんは志願した。
ご褒美に美味しい広島焼きをご馳走してくれるとの事で、もう1人の志願者もゆうさんと同じ理由で行く気満々、そして当の本人の三人で姫路を出発したのは夜の7時半。
途中、寄り道と休憩を挟んだので、現地到着は11時45分。
そこから本当に美味しい広島焼きをご馳走になり、帰ろうとした所、先方の支店の呑み助が夜は長いと訳の分からん事を言い出し、結局広島を出たのが朝の4時!!!
この時点でお酒を一滴も飲んで無いのはゆうさんひとり!
そうこうする内に、7時15分、帰ってきましたよ~、となりと後部座席から響く豪快なイビキを聞きながら。
次の日も仕事をし、完璧な徹夜を久々に経験したリアルおじさんの武勇伝でした。