書籍の広告収入が激減しており、老舗の専門雑誌が青息吐息だという事は聞いてはいました・・・。
今月は月初に連休があったため毎月一日発売の “CAR GRPHIC" を手にする日が数日遅れたのですが、書店で手にしてビックリ、あれ、こんなに薄かったっけ?とは思いつつも、さほど気にせず中身を見てビックリ!
なんと、今月より、これまでの出版元から独立し、雑誌作りをしていくとの事。
その結果、古くから編集に携わってきた多くの名物編集者がこれを機に退職する旨、編集後記に書いてありました。
読者の高年齢化(若者のクルマ離れ)に伴う、販売不振なんて書いてありましたが、20年以上の愛読者から言わせてもらえれば、ここ最近老舗看板にあぐらをかいた中堅編集者の記事に舌打ちしながら読む事も多かった事を考えると、編集者ご自身も考え直してもらわなければならない事も多いのでは?と、つい、嫌ごとを言ってしまいます。
紙面の特徴として、新車のチョイ乗り紹介だけでなく、ロングテーマテストと題して、数年クルマを管理し、経年変化を報告したり、同じカテゴリーの気になるクルマを多数集め、どれが一番いいかを比べる企画等、他紙には無いユニークなものが多かったので、取り巻く環境の厳しさはあるものの今後も頑張って欲しいと思います。