トヨタのF1撤退、とうとうその時が来たか、という感じです。
記者会見での山科さんの涙は、F1に注いできた情熱と無念さを語っていたように思いました。
と、言いながら実はゆうさん、F1にはあまり興味がありません、もっと正確に言うと嫌いです。
超閉鎖的な社会とでも言うのでしょうか、言う事を聞かないチームや、新しい勢力を組織的に排除にかかったり、F1を総括する団体は常に黒い噂が絶えなかったりと、モータースポーツとは関係の無い所で気分の悪い事が多すぎるというのが理由です。
なのでほんまの所詳しくはないのですが、あまりニュースにならない視点でトヨタF1についてお話したいと思います。
F1、その筋の人達からGP(グランプリの略)と呼ばれる世界は、ほとんどのチームが一人の天才ディレクターによって切り盛りされています。
かくゆうトヨタもグスタフ・ブルナーとか、マイク・ガスコインなどという超有名人に任せていました。
しかし、総て会議で決議するトヨタ方式にそんな方法が馴染むはずもなく、暫くして解雇、その後は独自のトヨタ方式、いわゆる「カイゼン方式」「カンバン方式」でGPに挑む事に決めました。
そして今年、優勝は無いものの、コンスタントに上位入賞を果たすほどに成長していました。
トヨタ方式には賛否両論あるものの、世界に誇れる文化として認めてもいいんじゃないかとえらそうにもわたしは思うのです。
これでワールドチャンピオンにでもなろうものなら、痛快やなぁ~と思ってたんですが、そういう面では少し残念です。
PS,写真は2007年大阪モーターショウで撮影したものです