「まいど~」
「どないでっか?」
「ボチボチでんな~」
明石に住んでいるとあまり耳にしませんが、以前働いていた大阪では上のようなやりとりが日常の会話として成立していました。
一種の挨拶なので内容に深い意味はないようです。
もっと難解な物を紹介しましょう。
お年寄り同士の会話に多いのですが、これを初めて聞いた時はさすがのゆうさんもコケました。
「おはようさん、どこ行きでっか?」
「へぇ、ちょっとそこまで」
「そらよろしいな、ほなサイナラ」
または、
「これどないしまひょ?」
「ほんまやな~、いずれ、ナニして、アレしときますわ」
もう何のことやらやかりません。
共通して言えることは、会話自体にはほぼ意味が無いということ。
しかし、この一見意味ないような会話のおかげで知り合い同士が声を掛け合うきっかけになり、地域のコミュニケーションツールとして大いに役立っているのではないでしょうか。
どうです? みなさん身の回りで使ってみては、きっと笑顔のたえない生活間違いなし!
大阪弁に興味を持ったあなたの為に、ゆうさんが大阪弁上級者編をこっそりお教えします。
この会話は大阪出身A君とB君が前から近づいてくるチャウチャウ犬を見つけた時の会話。
ここではあえてみんな平仮名で表します、これで意味が分かればあなたは立派な大阪弁マスターです
A「おっ、あれちゃうちゃうちゃう?」
B「え~、ちゃうちゃう?」
A「うん、ちゃうちゃうや!」
B「…ちゃうちゃうちゃうんちゃう?」
お後がよろしいようで…